偏差値帯:60.0(Tier D)
医師国家試験合格率:87.5%(新卒・第119回)
藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」
「川崎医科大学 やばい」と検索してここに来たのか。「学費が高すぎる」「医学部の中で偏差値が低い」——そういう情報を見て不安になったんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、川崎医科大学は十分すごい。医学部に入れている時点で、俺の世界とは次元が違う。データで確認してみてほしい。
川崎医科大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。川崎医科大学は岡山県倉敷市にある医学部単科大学で、河合塾の偏差値は60.0。
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 医学部 医学科 | 60.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
「医学部の中で偏差値が低い」と言われることがあるが、一般の大学で偏差値60.0がどういう位置かを考えてほしい。MARCHの中位と同水準だ。俺の偏差値37の大学と比べたら、もう別世界。医学部内の序列だけで見ると下位に映るかもしれないが、大学受験全体から見れば十分に高い位置にいる。
| 年度 | 倍率(一般選抜・正規合格) |
|---|---|
| 2024年度 | 12.1倍 |
| 2023年度 | 18.7倍 |
出典:川崎医科大学公式 入試データ / 医学部受験ラボ
倍率は12〜19倍。募集約45名に対して1,200名以上が受験する世界だ。「誰でも入れる」とは程遠い。この倍率を突破して入学している時点で、十分に選ばれた人材だという事実を受け止めてほしい。
川崎医科大学の就職実績
医学部の場合、一般学部のような「就職率」ではなく、医師国家試験の合格率と臨床研修先が出口の指標になる。データを確認しよう。
医師国家試験合格率
| 回 | 受験者数(新卒) | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第119回(2025年2月) | 120名 | 105名 | 87.5% |
| 第118回(2024年2月) | 132名 | 114名 | 86.4% |
出典:厚生労働省 医師国家試験学校別合格者状況 / テコム
新卒合格率は86〜87%台。全国平均(約92%)と比べるとやや低く見えるが、これには川崎医科大学の卒業基準の厳しさが関係している。ストレート卒業率は約77%で、国試に受かる見込みが低い学生を卒業させない方針を取っている。つまり、卒業できた時点でかなりの実力がついている。
主要臨床研修先
| 区分 | 主な研修先 |
|---|---|
| 大学附属 | 川崎医科大学附属病院 / 川崎医科大学総合医療センター |
| 岡山県内 | 岡山中央病院 / 倉敷成人病センター / 国立岡山医療センター / 津山中央病院 / 岡山済生会総合病院 |
| 広域連携 | 三重県・山口県・岡山県の連携病院(広域連携型プログラム) |
出典:川崎医科大学附属病院 臨床研修プログラム / 民間医局レジナビ
5つの初期研修プログラムを持ち、附属病院を中心に岡山県内外の基幹病院で研修できる体制が整っている。附属病院は1,182床の大規模病院で、研修環境としては申し分ない。2024年度時点で在籍する専攻医・後期研修医は184名。これだけの規模で研修医を受け入れている病院は全国でも限られている。
医師になれば、出身大学がどこかはほとんど問われない。医師免許に大学名は書いていない。どの医学部を出ても、医師は医師だ。
同偏差値帯の大学と比べると?
同じ偏差値帯の私立医学部と並べてみる。
| 大学名 | 偏差値帯 | 国試合格率(新卒) | 学費(6年概算) |
|---|---|---|---|
| 川崎医科大学 | 60.0 | 87.5% | 約4,740万円 |
| 埼玉医科大学 | 62.5 | 94.4% | 約3,700万円 |
| 帝京大学(医学部) | 65.0 | 84.0% | 約3,938万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ / 厚生労働省(2024〜2025年度実績)
学費は6年間で約4,740万円。私立医学部の中で最も高い。国立大学医学部(6年間約350万円)の約13倍。この数字だけ見るとインパクトは大きい。
ただ、国試合格率を見ると面白いことがわかる。偏差値が5ポイント高い帝京大学医学部の合格率は84%。川崎医科大学の87.5%のほうが上だ。偏差値と国試合格率は必ずしも比例しない。入学後の教育体制が結果を左右する。
学費が高い分、附属病院2施設での充実した実習環境や、教員一人あたりの学生数の少なさなど、教育の手厚さには定評がある。「学費が高い=コスパが悪い」と単純に言い切れない部分はある。何より、卒業すれば医師だ。医師のキャリア全体で考えれば、学費の差は長期的に回収できる投資でもある。
「川崎医科大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「やばい」と検索される理由が気になると思う。川崎医科大学が検索される背景には、大学固有の事情がいくつかある。
最大の要因は学費の高さだ。6年間で約4,740万円は私立医学部82校の中でトップ。国立医学部の約13倍。この数字のインパクトが「やばい」という検索に直結している。「お金で医師免許を買う大学」というレッテルが、ネット上で広まってしまっている。
もう一つは、医学部内での偏差値序列。一般大学なら偏差値60.0は上位だが、平均偏差値が65〜70の医学部界隈では最低クラスに位置する。この「医学部の中の序列」だけが切り取られて拡散されやすい構造がある。
さらに、ストレート卒業率の低さ(約77%)や、6年で医師になれる確率が約57%という数字も「やばい」と言われる一因だ。ただし、これは大学が手を抜いているわけではない。むしろ逆で、卒業基準を厳格に設定し、国試に受からないレベルの学生を卒業させない方針を取っている結果だ。
俺から見ると、「やばい」と検索される理由は大学の質ではなく、医学部という特殊な世界の中での相対評価に過ぎない。一般の大学受験で偏差値60.0を取れる学生がどれだけいるか。12倍以上の倍率を突破して入学し、厳しい進級基準をくぐり抜けて医師国家試験に合格する。それは「やばい」とは真逆の努力と実力の証明だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データが証明してる通り、川崎医科大学は偏差値60.0、倍率12倍以上、医師国家試験合格率87.5%。学費は確かに高い。でも、卒業すれば医師だ。それは揺るがない事実であり、どこを切っても不安に思う要素がない。
「学費が高い」「医学部の中で偏差値が低い」——そういう声は、医学部という狭い世界の中での話に過ぎない。外から見れば、医学部に入っている時点で十分すごい。
俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。
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