偏差値帯:35.0〜45.0(Tier B)
就職率:100%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「関西福祉大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは関西福祉大学の現実をデータで確認していこう。
関西福祉大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。関西福祉大学は兵庫県赤穂市にある私立大学で、社会福祉学部・教育学部・看護学部の3学部構成。河合塾の偏差値は35.0〜45.0で、学部によってかなり差がある。
学部別偏差値
| 学部・学科 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 看護学部 | 45.0 |
| 社会福祉学部 | 40.0〜42.5 |
| 教育学部(保健教育学科) | 40.0 |
| 教育学部(児童教育学科) | 35.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
看護学部が45.0で最も高く、社会福祉学部は40.0〜42.5。教育学部は学科によって35.0〜40.0と幅がある。児童教育学科の35.0だけを見て「Fラン」と判断するのは早計で、大学全体としては偏差値40前後の中堅帯に位置している。
福祉・看護・教育という資格系の学部に特化している点がこの大学の特徴だ。偏差値で測れない資格取得と就職の直結力が、この大学の本質的な価値になる。それは後半の就職データで確認できる。
「誰でも受かるのか」という点も、倍率で見ておこう。
倍率推移(全選抜合計)
| 学部 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|
| 社会福祉学部 | 1.3倍 | 1.4倍 | 1.4倍 |
| 教育学部 | 1.5倍 | 1.5倍 | 1.3倍 |
| 看護学部 | 2.0倍 | 2.0倍 | 1.9倍 |
出典:パスナビ(2023〜2025年度入試結果)
社会福祉学部と教育学部は1倍台前半。全選抜合計だから推薦なども含んだ数字で、倍率が低いのは事実だ。ただし看護学部は2倍前後を維持しており、一般選抜前期に限れば5.2倍という高倍率を記録している。学部ごとに入試の厳しさがまるで違う大学だ。
倍率が低い=価値がないではない。福祉・教育系の大学は資格課程が厳しく、入学後に鍛えられる構造になっている。入口より出口——つまり就職実績を見た方が、この大学の実力がよくわかる。
関西福祉大学の就職実績
「Fラン」と検索される大学の就職データがどうなっているか。結論から言うと、就職率100%だ。しかも全学部で100%を達成している。
就職率(2024年度卒業生)
| 学部・学科 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 社会福祉学部 | 116 | 110 | 110 | 100% |
| 看護学部 | 93 | 93 | 93 | 100% |
| 教育学部(保健教育学科) | 90 | 82 | 82 | 100% |
| 教育学部(児童教育学科) | 66 | 61 | 61 | 100% |
| 全体 | 365 | 346 | 346 | 100% |
出典:関西福祉大学公式(2024年度卒業生実績)
就職希望者346名に対し、346名全員が就職。しかもこの100%は単年の偶然ではなく、開学以来ほぼ毎年100%を維持している。看護学部は第1期生の卒業以来100%を切ったことがない。「Fラン」と検索される大学の就職率としては、全国でもトップクラスの数字だ。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 医療機関 | 赤穂市民病院 / 国立循環器病センター / 兵庫県立加古川医療センター / 岡山大学病院 |
| 福祉 | 兵庫県社会福祉事業団 / 聖隷福祉事業団 / ベネッセスタイルケア / SOMPOケア |
| 教育 | 兵庫県教育委員会 / 岡山県教育委員会 / 高知県教育委員会 / 神戸市教育委員会 |
| 公務員 | 法務省 / 兵庫県庁 / 神戸市 / 岡山市 / 兵庫県警察 |
| 一般企業・スポーツ | 三菱電機 / JR西日本 / マイナビ / ミズノ / アルビレックス新潟 |
出典:関西福祉大学公式(2024年度卒業生実績)
国立循環器病センター、岡山大学病院、兵庫県立加古川医療センター——看護学部からの医療機関への就職は、地方の福祉系大学とは思えないレベルの実績がある。教育学部からは兵庫県・岡山県の教育委員会へ毎年複数の合格者を出しており、教員採用試験の合格実績も堅い。
さらに法務省や県庁への公務員就職、三菱電機やJR西日本といった一般企業への就職実績もある。福祉系大学でありながら、進路の幅広さは想像以上だ。就職率100%という数字には、それだけの裏付けがある。
同偏差値帯の大学と比べると?
関西福祉大学だけ見ていても相対的な位置がわからない。兵庫県・近畿圏の同偏差値帯にある福祉・教育系の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 関西福祉大学 | 35.0〜45.0 | 100% | 約467万円 |
| 兵庫大学 | 35.0〜40.0 | 100% | 約483万円 |
| 関西福祉科学大学 | 35.0〜42.5 | 98.9% | 約466万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。学費もほぼ横並びで、4年間で460〜480万円台。就職率を見ると、関西福祉大学と兵庫大学が100%、関西福祉科学大学が98.9%と、いずれも高水準だ。
ただし関西福祉大学は看護学部の偏差値45.0を含んでおり、偏差値の上限が比較校よりやや高い。資格系に特化した3学部構成で、各学部が明確な出口(医療・福祉・教育)を持っている点が強みだ。学費は社会福祉学部で4年間約467万円。私大としては標準的な水準で、就職率100%を考えれば投資対効果は悪くない。
「関西福祉大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
関西福祉大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば関関同立や産近甲龍があり、下を見ればBF(ボーダーフリー)と呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造だ。
特に教育学部の児童教育学科が偏差値35.0という数値のため、この数字だけが一人歩きしやすい。実際には看護学部は45.0、社会福祉学部も40.0以上あるが、最低偏差値がそのまま大学全体の評価に直結してしまうのがネットの構造だ。さらに「福祉」という名前がつくだけで、世間的に偏差値が低い印象を持たれやすい傾向もある。
また、赤穂市という地方立地も影響している。神戸や大阪の大学と比べると知名度で不利になりやすく、「聞いたことがない=Fラン」という短絡的な判断をされがちだ。
ただし、データを見ればわかる通り、関西福祉大学の実態は「Fラン」という検索イメージとは異なる部分も多い。就職率100%、国立循環器病センターや法務省への就職実績——これは偏差値だけでは測れない大学の実力だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率100%という数字を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。福祉・看護・教育——資格という武器を手に入れられる環境がある。ここからいくらでも変えられる。
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