偏差値帯:43〜46(Tier B)
就職率:100%(第一部・第二部ともに・大学公式)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
更新日:2026年4月 | 出典:鹿児島県立短期大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「鹿児島県立短期大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。ここから配られたカードで戦うしかない。まずは鹿児島県立短期大学の現実をデータで確認していこう。
鹿児島県立短期大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。鹿児島県立短期大学の偏差値帯はベネッセの数値で43〜46。なお、河合塾は短大の偏差値を公表していないため、ここではベネッセのデータを使う。
学科別偏差値
| 学科・専攻 | 偏差値(ベネッセ) |
|---|---|
| 文学科/英語英文学専攻 | 46 |
| 商経学科/経営情報専攻 | 46 |
| 文学科/日本語日本文学専攻 | 45 |
| 生活科学科/食物栄養専攻 | 45 |
| 生活科学科/生活科学専攻 | 45 |
| 商経学科/経済専攻 | 45 |
| 第二部商経学科 | 43 |
出典:マナビジョン(ベネッセ・2025年進研模試データ)
偏差値43〜46。短大としては中堅クラスに位置する。共通テスト得点率は46〜56%で、特に英語英文学専攻や商経学科の経営情報専攻が上位に来ている。県立の公立短大として共通テストを課している時点で、いわゆるBF(ボーダーフリー)のFラン大学とは性質がまるで違う。
ただ、偏差値だけでは「Fランかどうか」は判断できない。入試の実態も見ておこう。
倍率推移
| 学科・専攻 | 2025年度 | 2024年度 |
|---|---|---|
| 文学科(日本語日本文学) | 1.0倍 | 1.0〜1.1倍 |
| 文学科(英語英文学) | 1.0倍 | 1.0倍 |
| 生活科学科(食物栄養) | 1.2倍 | 1.1〜1.4倍 |
| 生活科学科(生活科学) | 1.1〜1.3倍 | 1.0〜1.1倍 |
| 商経学科第一部(経済) | 1.4倍 | 1.0倍 |
| 商経学科第一部(経営情報) | 0.8〜1.1倍 | 1.0〜1.1倍 |
| 第二部商経学科 | 1.0倍 | 1.0〜1.1倍 |
出典:パスナビ(2025年度・2024年度入試結果)
倍率は1倍前後。正直、受験すれば高い確率で受かる水準にある。この数字だけ見れば「Fラン」と言われるのも無理はない。ただ、倍率が低い=大学の価値がないではない。公立短大は学費の安さと地域密着の就職支援が強み。入口の倍率より、出口の就職実績で判断すべきだ。
鹿児島県立短期大学の就職実績
偏差値や倍率だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは卒業後にどうなれるか。就職データを確認しよう。
就職率
| 課程 | 就職率 |
|---|---|
| 第一部(昼間) | 100% |
| 第二部(夜間) | 100% |
出典:鹿児島県立短期大学公式(令和7年3月卒業生・2025年4月30日時点)
第一部・第二部ともに就職率100%。鹿児島県内の短大平均内定率は98.8%(令和7年3月末・鹿児島労働局発表)だから、それを上回っている。「Fラン」と検索される大学の実態がこの数字だ。
さらに、卒業生の約17%が四年制大学への編入や海外留学で進学している。鹿児島大学、熊本大学、広島大学、神戸大学など国公立大学への編入実績があるのも見逃せない。短大を足がかりに、さらに上を目指すルートが確立されている。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 公務員 | 鹿児島県庁 / 鹿児島市役所 / 霧島市役所 / 姶良市役所 / 外務省 / 鹿児島地方法務局 / 鹿児島労働局 / 九州運輸局 |
| 金融 | 鹿児島銀行 / 南日本銀行 / 鹿児島信用金庫 / 東京海上日動火災保険 |
| 製造・エネルギー | 九州電力 / 京セラ国分 / 日本製鉄 |
| 流通・サービス | 日本郵便 / JA県連 / イオン九州 / 南国殖産 / 南国交通 |
| 教育・医療 | 鹿児島県公立学校教員 / 鹿児島医療生協 / 青雲会病院 |
出典:鹿児島県立短期大学公式(2020年〜2025年卒業生実績)
鹿児島銀行、九州電力、日本製鉄、外務省——地元の有力企業と公務員への就職実績がしっかりある。特に公務員の就職先が多いのは県立大学ならではの強みだ。鹿児島県庁・鹿児島市役所をはじめ、各市町村への就職が目立つ。
短大卒でも外務省や法務局といった国家機関に就職した実績がある。これは教職員が一体となった就職支援の成果で、履歴書添削・模擬面接・マナー指導などきめ細かいサポート体制が整っている。
同偏差値帯の大学と比べると?
鹿児島県立短期大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ九州・鹿児島エリアの短大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(2年概算) |
|---|---|---|---|
| 鹿児島県立短期大学 | 43〜46 | 100% | 約95万円 |
| 鹿児島純心女子短期大学 | — | 100% | 約205万円 |
| 宮崎学園短期大学 | — | 99.4% | 約192万円 |
出典:各大学公式 / マナビジョン / スタディサプリ進路(2024〜2025年度実績)
注目すべきは学費だ。鹿児島県立短期大学の2年間の学費は約95万円(県内生・初年度納入金559,200円+2年目授業料390,000円)。これは私立短大の半分以下。就職率は100%で私立短大と同等かそれ以上。コスパは圧倒的に上だ。
偏差値で比較しにくいのは、私立短大の多くがベネッセの偏差値データを公表していないため。ただ、就職率と学費という「出口と費用」で見れば、県立短大の優位性は明らかだ。公立だから安い、安いから価値がない——そんなことは全くない。むしろ逆だ。
「鹿児島県立短期大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
鹿児島県立短期大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば鹿児島大学のような四年制国立大学があり、下を見れば「短大=Fラン」という雑な括りがある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造だ。
加えて、「短大」というだけでネガティブに見られる風潮がある。四年制大学に比べて修業年限が短い分、就職市場での評価を不安に感じる人は多い。ネット上では「短大=Fラン」と雑にまとめる投稿も散見される。
ただし、データを見ればわかる通り、鹿児島県立短期大学の実態は「Fラン」のイメージとは大きく異なる。就職率100%、鹿児島銀行や九州電力への就職実績、国公立大学への編入実績——これらは「Fラン」では説明がつかない成果だ。県が設置する公立短大として、共通テストを課し、地域の人材育成を担っている。偏差値という1つの指標だけで、この大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率100%、鹿児島銀行・九州電力・県庁への就職実績、国公立大学への編入ルート。データを見ると、「使い方次第」どころかかなり使える大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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