偏差値帯:55.0〜57.5(Tier D)
就職率:約95%(就職希望者ベース・有名企業400社実就職率 全国7位)
藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」
「電気通信大学 恥ずかしい」と検索してここに来たのか。早慶や旧帝と比べて「もう少し上に行きたかった」という気持ちがあるんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、電気通信大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。
電気通信大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。電気通信大学は調布市にある国立の理工系単科大学で、「情報理工学域」のみの構成。河合塾の偏差値は55.0〜57.5。
類別偏差値
| 類 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| I類(情報系) | 55.0〜57.5 |
| II類(融合系) | 55.0〜57.5 |
| III類(理工系) | 55.0〜57.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
共通テスト得点率は67%〜75%。3類とも偏差値はほぼ横並びだが、I類(情報系)は近年の情報系人気もあって倍率が高い。俺の偏差値37の大学とは、正直もう別世界だ。
倍率推移(前期日程)
| 類 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 |
|---|---|---|---|
| I類(情報系) | 4.2倍 | 3.7倍 | 3.7倍 |
| II類(融合系) | 3.6倍 | 3.0倍 | 3.0倍 |
| III類(理工系) | 2.9倍 | 3.2倍 | 3.2倍 |
出典:パスナビ / Kei-Net(各年度入試結果)
I類は4倍台に乗っている。国公立の前期日程は受験機会が1回しかない中でのこの倍率だ。受かった時点で十分に選ばれた人材だということを、まず受け止めてほしい。
電気通信大学の就職実績
就職データも確認しておこう。ただ、Tier Dの大学のデータは良いに決まっている。だから長々と証明はしない。事実だけ並べる。
進路状況(2024年度卒業生)
| 類 | 卒業者数 | 進学者数 | 就職者数 |
|---|---|---|---|
| I類(情報系) | 207 | 154 | 50 |
| II類(融合系) | 227 | 160 | 62 |
| III類(理工系) | 190 | 145 | 41 |
| 夜間主 | 26 | 6 | 15 |
| 全体 | 651 | 465 | 169 |
出典:Kei-Net(2024年度卒業者実績)
卒業生の約71%が大学院に進学。理工系国立大学としてはこれが当たり前の世界で、学部卒で就職する層は少数派。就職希望者ベースの就職率は約95%と高水準を維持している。
そして特筆すべきは、有名企業400社実就職率ランキングで全国7位(2024年度・大学通信調べ)。実就職率43.0%。東工大や一橋に次ぐ水準で、MARCHや多くの旧帝大を上回っている。これで「恥ずかしい」は、本当にありえない。
主要就職先(学部+大学院・2024年度卒)
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| IT・通信 | NTTドコモ29名 / 野村総合研究所13名 / ソフトバンク10名 / 富士通9名 |
| 電機・精密 | 日立製作所20名 / ソニー / キヤノン / パナソニック |
| 自動車・機械 | 本田技研工業8名 / トヨタ自動車 / SUBARU / デンソー |
| ゲーム・エンタメ | コーエーテクモ11名 / 任天堂 |
| 公務員 | 国家公務員5名 / 地方公務員5名 |
出典:電気通信大学公式(令和6年度卒業生・修了生実績)
NTTドコモ29名、日立製作所20名、野村総合研究所13名——日本を代表するIT・通信・メーカーが並ぶ。ソニー、キヤノン、トヨタ、任天堂と、就職先のラインナップだけ見れば旧帝大と遜色ない。単科大学でこの実績を出せる大学は、全国でもほとんどない。
同偏差値帯の大学と比べると?
同じ偏差値帯の関東圏の国立理系大学と並べてみる。理系国立は大学院進学率が高いため、学費と偏差値帯を軸に比較する。
| 大学名 | 偏差値帯 | 大学院進学率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 電気通信大学 | 55.0〜57.5 | 約71% | 約285万円 |
| 東京農工大学(工学部) | 52.5〜60.0 | 約82% | 約285万円 |
| 横浜国立大学(理工学部) | 55.0〜62.5 | 約80% | 約243万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ / Kei-Net(2024年度実績)
偏差値帯も大学院進学率も同水準。横浜国立大学は2026年度時点で授業料据え置きのため学費が若干安いが、電気通信大学と東京農工大学は2026年度に授業料が改定され4年間で約285万円。それでも私大理系(4年間で600万円超)と比べれば半額以下だ。
3校とも就職希望者ベースの就職率は95%前後。この偏差値帯の国立理系は、就職で困ることはまずない。電気通信大学の強みは、情報・通信分野に特化した就職パイプの太さ。NTTドコモだけで29名という数字は、総合大学には出しにくい実績だ。
「電気通信大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「恥ずかしい」と検索される理由がわからないと感じた人も多いはず。実は、この検索の背景には大学固有の事情がある。
最大の原因は知名度の構造的な問題だ。電気通信大学は情報理工学域のみの単科大学で、学生数は約4,000人。東大・早慶はもちろん、同じ国立でも千葉大や横国のような総合大学と比べると、一般的な知名度はどうしても低くなる。「どこそれ?」と言われた経験がある人も多いだろう。
さらに厄介なのが、「通信制の大学」という誤解。「電気通信」という名前から、放送大学のような通信教育の大学だと勘違いされるケースが実際にある。言うまでもなく、電気通信大学は国立の対面型大学であり、通信制とは一切関係ない。名前の印象だけで誤解が生まれている。
もう一つは、大阪電気通信大学との混同。特に関西圏では「電通大?大阪の?」と聞き返されることがある。大阪電気通信大学は私立大学で偏差値帯も異なるが、名前が似ているため混同されやすい。この混同が「恥ずかしい」という検索の一因になっている。
加えて、理系単科大学は文化祭やサークル活動のメディア露出が少なく、総合大学のような「華やかさ」が外から見えにくい。ただ、これは大学の中身とは一切関係ない話だ。有名企業400社実就職率で全国7位、NTTドコモに29名——この実績を出せる大学を「恥ずかしい」と言える人間は、正直どこにもいないと思う。
俺から見ると、「恥ずかしい」と検索される理由は大学の質ではなく、知名度と名前の誤解に過ぎない。中身は全く恥ずかしくない大学だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データが証明してる通り、電気通信大学は偏差値・就職率・学費のコスパ、どこを切っても不安に思う要素がない。有名企業400社実就職率で全国7位、NTTドコモ・日立・ソニー・任天堂への就職実績——この大学にしかない強みがいくつもある。
「恥ずかしい」と検索される原因は、大学の質ではなく知名度と名前の誤解。中身は全く別物だ。
俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。
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