中央大学はやばい?恥ずかしい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:52.5〜62.5(Tier D)

就職率:約96%(就職希望者ベース)

藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」

更新日:2026年4月 | 出典:中央大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「中央大学 やばい」と検索してここに来たのか。早慶や旧帝と比べて「もう少し上に行きたかった」という気持ちがあるんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、中央大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。

中央大学の偏差値と入試難易度

まずは偏差値を確認しよう。中央大学はMARCHの一角を占める難関私大で、河合塾の偏差値は52.5〜62.5。10学部を擁する総合大学だ。

学部別偏差値

学部 偏差値(河合塾)
法学部 57.5〜62.5
経済学部 57.5〜62.5
国際経営学部 60.0
商学部 57.5〜60.0
総合政策学部 57.5〜60.0
国際情報学部 57.5〜60.0
先進理工学部 57.5〜60.0
文学部 52.5〜60.0
基幹理工学部 55.0〜60.0
社会理工学部 55.0〜60.0

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

法学部・経済学部の上限62.5はMARCHの中でもトップクラス。特に法学部は「法科の中央」として長年ブランドを確立してきた看板学部だ。文学部の下限が52.5とやや幅があるが、それでも俺の偏差値37の大学とは比べものにならない。

倍率推移

年度 倍率(一般選抜・学部別範囲)
2025年度 2.7〜9.3倍
2024年度 2.7〜4.7倍

出典:パスナビ / Kei-Net(2024〜2025年度実績)

2025年度は経済学部7.5倍、国際経営学部9.3倍と倍率が大幅に跳ね上がった学部がある。前年度の2〜3倍台から一気に上昇しており、中央大学への注目度が高まっていることがわかる。法学部の2023年茗荷谷キャンパス移転が、大学全体の志願者増に波及した形だ。

倍率3〜9倍台の大学を「やばい」と検索している時点で、正直言って贅沢な悩みだと思う。俺の大学は倍率1倍台だった。

中央大学の就職実績

就職データも確認しておこう。ただ、Tier Dの大学のデータは良いに決まっている。だから長々と証明はしない。事実だけ並べる。

学部別進路状況

学部 卒業者数 就職者数 進学者数
経済学部 1,058 939 21
商学部 913 804 25
総合政策学部 284 249 7
文学部 960 815 33
国際情報学部 140 121 6
法学部 1,399 1,031 226
国際経営学部 273 223 8
理工学部 852 452 370
全体 5,879 4,634 696

出典:中央大学公式キャリアセンター / Kei-Net(2024年度卒業生実績)

就職希望者ベースの就職率は約96%。法学部は進学率16.2%と高く、法科大学院や公務員試験への進学者が多い。理工学部は約43%が大学院に進学しており、就職者数が少なく見えるのは研究志向が強いためだ。

主要就職先

学部 主な就職先
法学部 東京都庁38名 / 三菱UFJ銀行14名 / 厚生労働省10名
経済学部 国税庁7名 / 三菱UFJ銀行7名 / りそなHD7名
商学部 りそなHD13名 / ニトリ8名 / 大和証券グループ本社7名
理工学部 日本電気20名 / 三菱電機13名 / 日立製作所12名
文学部 東京都教育委員会16名 / 東京都庁9名 / ニトリ8名
総合政策学部 東京都庁4名 / 日本IBM3名 / NHK3名
国際経営学部 ビジョン・コンサルティング5名 / NTTデータグループ3名
国際情報学部 NTTデータグループ3名 / ソフトバンク2名

出典:パスナビ / 中央大学公式(2024年3月卒業者実績)

東京都庁が法学部だけで38名。文学部からも9名、総合政策からも4名——中央大学は公務員就職の強さが際立っている。法学部から厚生労働省10名という数字は、国家公務員総合職試験に強い「法科の中央」の面目躍如だ。

理工学部は日本電気20名、三菱電機13名、日立製作所12名と、日本を代表するメーカーに二桁単位で送り込んでいる。商学部はりそなHD13名、経済学部は三菱UFJ銀行7名と、金融業界への就職も厚い。これが「やばい」と検索される大学の実態だ。

同偏差値帯の大学と比べると?

同じMARCHの中で比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算・文系)
中央大学 52.5〜62.5 約96% 約500万円
明治大学 55.0〜65.0 96.6% 約510万円
法政大学 52.5〜62.5 約96% 約490万円

出典:各大学公式 / パスナビ / Kei-Net(2024年度実績)

偏差値帯・就職率・学費。MARCH3校で比較しても、ほぼ横並び。どの大学も就職率96%台、学費は文系4年間で490〜510万円の範囲に収まっている。中央大学の法学部が文京区茗荷谷に移転したことで、都心アクセスという弱点も解消されつつある。

法学部の偏差値上限62.5は明治大学と並ぶMARCH最高水準。公務員就職の実績を加味すれば、MARCH内での存在感は決して低くない

「中央大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「やばい」と検索される理由がわからないと感じた人も多いはず。実は、この検索の背景には大学固有の事情がいくつかある。

最大の要因は多摩キャンパスの立地だ。中央大学のメインキャンパスは東京都八王子市の多摩丘陵にある。1978年に神田駿河台から移転して以来、「都心から遠い」「通学が大変」というイメージがつきまとってきた。明治は御茶ノ水、青学は渋谷、立教は池袋、法政は市ヶ谷——MARCH他校が都心にキャンパスを構える中、中央だけが郊外に位置する。この立地がネガティブに語られやすい構造がある。

ただし、2023年4月に法学部が文京区茗荷谷の新キャンパスに移転した。45年ぶりの都心回帰だ。これにより法学部の志願者は増加傾向にあり、大学全体のブランドにも好影響を与えている。今後、他学部の都心展開がどう進むかが注目されている。

もう一つは、「法学部一強」のイメージ。中央大学と言えば法学部——これは長所であると同時に、他学部が「地味」と見られがちな構造を生んでいる。司法試験合格者数で長年トップクラスを維持してきた法学部の存在が大きすぎるがゆえに、経済学部や商学部の実績が正当に評価されにくい面がある。実際にはデータが示す通り、経済学部・商学部の就職率は高水準で、理工学部もNEC・日立・三菱電機と一流メーカーへの就職実績が厚い。

さらに、名前が似ている「中央学院大学」(偏差値35前後)と混同されるケースも検索の一因だ。全く別の大学だが、名前の近さが中央大学の印象を引き下げる方向に働くことがある。

加えて、MARCH内での序列意識も背景にある。SNSや匿名掲示板では「MARCHの中で中央は下」「明治や青学の方が上」といった序列論が飛び交うが、偏差値や就職データで見ればほぼ同水準だ。ネット上の印象と実態には大きなギャップがある。

俺から見ると、「やばい」と検索される理由は大学の質ではなく、立地とイメージの問題に過ぎない。中身は全く「やばく」ない大学だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データが証明してる通り、中央大学は偏差値・就職率・学費のコスパ、どこを切っても不安に思う要素がない。東京都庁への圧倒的な就職実績、法学部の都心移転、理工学部のメーカー就職——この大学にしかない強みがいくつもある。

「やばい」と検索される原因は、大学の質ではなく多摩キャンパスの立地とMARCH内の序列意識。中身は全く別物だ。

俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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