偏差値帯:BF(Tier A)
就職率:100%(発達科学部・経営学部ともに・2025年3月卒)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「高松大学 Fラン」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、高松大学の現実をデータで確認していこう。
高松大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。高松大学は香川県高松市にある私立大学で、発達科学部と経営学部の2学部構成。河合塾の偏差値は両学部ともBF(ボーダーフリー)だ。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 発達科学部(子ども発達学科) | BF |
| 経営学部(経営学科) | BF |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
BF=ボーダーフリーというのは、合格率50%となる偏差値帯が存在しないということ。つまり受験すればほぼ合格できる水準にある。ちなみにベネッセの偏差値では42〜46の範囲で表示されるから、調査機関によって見え方はかなり変わる。ただ、河合塾基準で見ればBFなのは事実だ。
「Fランか?」と聞かれれば、偏差値の数字だけ見ればその通り。でも偏差値は入試の難易度を示す指標でしかない。大学の価値は出口=卒業後の進路で決まる。そこまで見てから判断してほしい。
倍率推移
| 学部 | 2025年度(全選抜) | 2024年度(全選抜) |
|---|---|---|
| 発達科学部 | 1.2倍 | 1.2倍 |
| 経営学部 | 1.1倍 | 1.1倍 |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
倍率は1倍台前半。受験すればほぼ合格できる水準だ。経営学部の一般選抜は1.0倍で、志願者29名に対して合格者28名。倍率が低い=価値がないではない。定員割れの大学は全国に多くあるが、その中で就職支援の質や卒業後の進路に差が出る。高松大学がどちら側にいるかは、この先の就職データを見れば一目瞭然だ。
高松大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは「卒業後にどうなれるか」だ。就職データを見てみよう。
学部別就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 発達科学部 | 72 | 68 | 68 | 100% |
| 経営学部 | 89 | 83 | 83 | 100% |
| 全体 | 161 | 151 | 151 | 100% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
就職希望者151名のうち151名が就職。就職率100%。発達科学部も経営学部も全員が就職を決めている。全国平均(約97%前後)を大きく上回っている。偏差値BFの大学でこの数字は、正直かなり優秀だ。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 発達科学部 | 香川県公立小学校 / 岡山市公立小学校 / 高松市立幼稚園・保育所・こども園 / 綾川町立こども園 / 私立保育施設 |
| 経営学部 | 香川県農業協同組合 / 高松信用金庫 / 百十四銀行 / アオイ電子 / 南海プライウッド / タダノシステムズ / マルヨシセンター / 高松市役所 / 大阪府警察 |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
発達科学部は小学校教諭・保育士・幼稚園教諭として教育・保育の現場に直結する就職が中心。公立の採用試験を突破しているということは、それだけの実力を在学中に身につけているということだ。
経営学部は百十四銀行や高松信用金庫といった地元金融機関への就職実績がある。香川県農業協同組合には6名、高松信用金庫には4名と、地域の中核企業に複数名を送り込んでいる。公務員(高松市・大阪府警察)への就職者もいる。香川県出身者を中心に73%の学生が県内で就職しており、地元就職に強い大学だ。
同偏差値帯の大学と比べると?
高松大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の四国の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 高松大学 | BF | 100% | 約440万円 |
| 四国学院大学 | BF〜35.0 | 98.3% | 約440万円 |
| 徳島文理大学 | 35.0〜40.0 | 98.8% | 約430万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。学費も4年間で430〜440万円台とほぼ横並び。就職率は3校とも98%以上と高水準だが、高松大学の100%は頭一つ抜けている。特に発達科学部を持つ高松大学は、教育・保育分野への就職ルートが確立されている点で他大学にはない強みがある。
学費は4年間で約440万円。私大としては平均的な水準だ。「高い学費を払ってBFの大学に行く意味があるのか」と思う人もいるかもしれない。でも就職率100%という数字を見れば、投資対効果は決して悪くないことがわかる。大事なのは入口の偏差値じゃなく、出口の就職実績だ。
「高松大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。高松大学も、河合塾の偏差値がBFという数字が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、四国の大学は全国的な知名度がどうしても低い。香川県内では認知されていても、県外に出ると「高松大学?」と聞き返されることもあるだろう。その中で「Fラン」と検索されてしまう心理は、俺にも痛いほどわかる。
ただし、データを見ればわかる通り、高松大学の実態は「Fラン」というイメージとは異なる部分も多い。就職率100%、公立学校教諭や地元金融機関への就職実績——これは偏差値だけでは測れない価値だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率100%。公立小学校・百十四銀行・高松信用金庫——高松大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値37以下の大学一覧|就職率・学費データ付き

