偏差値帯:40.0〜50.0(Tier B)
就職率:99.0%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「追手門学院大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは追手門学院大学の現実をデータで確認していこう。
追手門学院大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値から確認しよう。追手門学院大学の偏差値帯は河合塾の数値で40.0〜50.0。9学部を擁する総合大学で、学部によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 心理学部 | 42.5〜50.0 |
| 文学部 | 42.5〜47.5 |
| 国際学部 | 40.0〜47.5 |
| 社会学部 | 40.0〜47.5 |
| 法学部 | 42.5〜45.0 |
| 経済学部 | 42.5〜45.0 |
| 経営学部 | 42.5〜45.0 |
| 地域創造学部 | 40.0〜42.5 |
| 理工学部 | 40.0〜42.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
心理学部の上限は50.0に達しており、文学部・国際学部・社会学部も47.5まである。一方で理工学部や地域創造学部は40.0〜42.5と低め。学部間で最大10ポイントの差があるのが追手門学院大学の特徴だ。ただし、全学部がBF(ボーダーフリー)とは無縁の水準にあり、偏差値40〜50は中堅私大のど真ん中。「Fラン」という言葉が当てはまる大学ではない。
入試の実態も数字で確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜・全体) |
|---|---|
| 2026年度 | 6.0倍(志願者22,673名) |
| 2025年度 | 4.2倍(志願者16,751名) |
出典:Kei-Net(河合塾・2026年度入試結果)
一般選抜全体の倍率は2025年度の4.2倍から2026年度は6.0倍に急上昇。志願者数は22,673名で、前年比135%の伸びを記録している。学部別に見ると心理学部5.1倍、経営学部4.6倍、社会学部4.0倍と、人気学部では高倍率が続く。
2019年に茨木市の新キャンパス(総持寺キャンパス)を開設して以降、追手門学院大学の人気は右肩上がりだ。倍率6倍の大学を「Fラン」と呼ぶのは、データ的に無理がある。少なくとも俺の母校(偏差値37前後)の入試とは次元が違う。
追手門学院大学の就職実績
偏差値の次は就職データを確認しよう。卒業後にどうなれるかが、大学の本当の価値を決める。
就職率
| 学部 | 就職率 |
|---|---|
| 地域創造学部 | 99.5% |
| 心理学部 | 99.4% |
| 経済学部 | 99.4% |
| 社会学部 | 98.9% |
| 国際教養学部 | 98.5% |
| 経営学部 | 98.4% |
| 全体 | 99.0% |
出典:追手門学院大学公式(2024年度卒業生実績・就職希望者ベース)
就職希望者1,768名のうち1,751名が就職。就職率99.0%。全学部で98%を超えており、全国平均(約97%前後)を明確に上回っている。
さらに注目すべきは公務員合格実績だ。2024年度の難関公務員合格者は71名。国家公務員一般職17名、国税専門官13名、東京都特別区15名、県庁・市役所16名と、中堅私大として全国屈指の公務員実績を持っている。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 建設・住宅 | 大和ハウス工業 / 積水ハウス / 住友林業 / 大東建託 |
| 製造 | 山崎製パン / 神戸製鋼所 / テルモ / 村田製作所 |
| 金融 | りそな銀行 / 関西みらい銀行 / 京都銀行 / 野村證券 / 日本生命 |
| 情報通信 | 日本総合研究所 / 大塚商会 / 富士ソフト |
| 運輸 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) / 近畿日本鉄道 |
| 小売・サービス | ファーストリテイリング / 星野リゾート / スターバックスコーヒージャパン |
| 公務員 | 国家公務員一般職 / 国税専門官 / 東京都特別区 / 大阪府警察 |
出典:追手門学院大学公式 / パスナビ(2024年3月卒業者実績)
大和ハウス工業、積水ハウス、りそな銀行、JR西日本、野村證券——大手・有名企業への就職実績が学部を問わず出ている。特に金融業界と公務員への実績が厚い。
追手門学院大学は「WIL(Work-Is-Learning)」を掲げ、1年次からキャリア教育を正課に組み込んでいる。企業・団体と連携した実践型プログラムが充実しており、この手厚い支援体制が99.0%と公務員71名という数字に直結している。
同偏差値帯の大学と比べると?
追手門学院大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関西私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 追手門学院大学 | 40.0〜50.0 | 99.0% | 約500万円 |
| 摂南大学 | 40.0〜50.0 | 97.3% | 約470万円 |
| 桃山学院大学 | 37.5〜42.5 | 99.0% | 約450万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯は摂南大学とほぼ同水準。就職率99.0%は3校中トップタイの水準で、摂南大学の97.3%をやや上回っている。学費は4年間で約500万円(文系学部)と、私大としては標準的な水準だ。
摂南大学は理系学部(薬学・看護・農学)を持つ強みがある一方、追手門学院大学は文系学部の就職支援と公務員実績に強みがある。学費差を公務員合格71名・大手企業への就職実績と照らし合わせれば、投資対効果は十分に見合っている。出口(就職実績)の質で比べたとき、追手門学院大学は同偏差値帯の中で確かなポジションを築いている。
「追手門学院大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人も多いはずだ。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
追手門学院大学は中堅帯に位置する大学だ。上を見れば関関同立があり、下を見ればBFに近い大学がある。その「はざま」にいること自体が不安を生みやすい構造がある。「関関同立に行きたかった」「産近甲龍にも届かなかったのでは」——そういう序列意識の中で「Fラン」という検索が生まれる。
さらに、追手門学院大学は近年の改革で急速に評価を上げているが、「昔の追手門」のイメージがまだ残っている面がある。新キャンパス開設前の追手門学院大学と、倍率6倍・公務員71名の今の追手門学院大学は、もはや別物と言っていい。にもかかわらず、ネット上の情報は古いイメージのまま更新されていないケースが多い。
ただし、データを見ればわかる通り、追手門学院大学の実態は「Fラン」というイメージとは大きく異なる。偏差値40〜50、倍率6.0倍、就職率99.0%、公務員合格71名——これは「Fラン」では片づけられない実績だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率99.0%、公務員合格71名、野村證券・JR西日本への就職実績を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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