偏差値帯:BF(Tier A)
就職率:93%(就職・進学率・大学公式)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
更新日:2026年4月 | 出典:新潟リハビリテーション大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「新潟リハビリテーション大学 Fラン」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、新潟リハビリテーション大学の現実をデータで確認していこう。
新潟リハビリテーション大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。新潟リハビリテーション大学は医療学部のみの単科大学で、河合塾の偏差値は全専攻BF(ボーダーフリー)。3つの専攻に分かれている。
専攻別偏差値
| 専攻 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 理学療法学専攻 | BF |
| 作業療法学専攻 | BF |
| 心理学専攻 | BF |
出典:パスナビ / Kei-Net(2026年度入試予想)
全専攻がBF。ベネッセの偏差値だと44〜48の範囲で表示されるが、河合塾基準では不合格者が少なすぎて偏差値が算出できない状態だ。正直に言えば、「Fラン」と呼ばれる偏差値帯にあたる。これは事実として受け止めるしかない。
ただし、この大学はリハビリテーション専門の医療系単科大学。入学の難易度と、大学で得られる国家資格や就職力は全くの別物だ。偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。
入試の実態も数字で確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(全選抜合計) | 志願者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1.0倍 | 48 | 48 |
| 2024年度 | 1.1倍 | — | — |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
2025年度は志願者48名に対して合格者48名。倍率1.0倍、つまり受験すれば全員合格している状態だ。定員60名に対して志願者が48名しかいない。
この数字だけ見ると不安になるのはわかる。でも、新潟県村上市という地方に立地する定員60名の小規模大学だ。都市部の大学と受験者数を比べること自体に無理がある。大事なのは入口の倍率じゃなく、出口——卒業後にどうなれるかだ。
新潟リハビリテーション大学の就職実績
偏差値がBFだと「まともに就職できるのか」と不安になるのは当然だ。でもこの大学はリハビリ専門の医療系大学。理学療法士・作業療法士という国家資格の取得が前提の学びだから、一般的な文系大学とは就職の構造が根本的に違う。データを見てみよう。
専攻別就職状況
| 専攻 | 就職率 | 求人件数(1人あたり) |
|---|---|---|
| 理学療法学専攻 | 90.0% | 54件/人 |
| 心理学専攻 | 88.2% | 117件/人 |
| 作業療法学専攻 | 66.7% | 129件/人 |
| 全体(就職・進学率) | 93% | — |
出典:新潟リハビリテーション大学公式(2022年度卒業生実績 / 2024年度求人データ)
全体の就職・進学率は93%。作業療法学専攻の66.7%が目を引くが、卒業者数が12名前後と少ないため、数名の国家試験不合格で数字が大きく変動する構造だ。理学療法学専攻は理学療法士国家試験合格率100%を2年連続達成しており、資格を取得した学生の就職は堅い。
そしてこの大学の見逃せない数字が、1人あたりの求人件数だ。作業療法学専攻で129件/人、心理学専攻で117件/人。つまり、資格さえ取れば仕事は選ぶ側になれる。偏差値BFの大学でこの求人数は、医療系ならではの強みだ。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 大学病院 | 新潟大学医学部附属病院 / 信州大学医学部附属病院 |
| 総合病院 | 下越病院 / 竹田綜合病院 / 会津中央病院 / 新津医療センター病院 |
| リハビリ専門 | 新潟リハビリテーション病院 / 新発田リハビリテーション病院 / 鶴岡協立リハビリテーション病院 |
| 公的機関・その他 | 新潟県立がんセンター新潟病院 / 新潟県労働衛生医学協会 |
出典:新潟リハビリテーション大学公式 / パスナビ
新潟大学医学部附属病院、信州大学医学部附属病院——偏差値BFの大学から大学病院への就職実績がある。これは医療系の国家資格を持つ大学だからこそ可能なルートだ。偏差値が低くても、国家資格を取れば就職先のレベルは一般的な文系大学の比じゃない。
新潟県を中心に、山形・福島・長野と北信越〜東北エリアの医療機関に幅広い就職ネットワークを持っているのもこの大学の特徴だ。地方の医療人材は慢性的に不足しており、リハビリ専門職の需要は今後も続く。
同偏差値帯の大学と比べると?
新潟リハビリテーション大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じBF帯のリハビリ・医療系大学と比較してみよう。BF帯のリハビリ専門大学は全国でも数が限られているが、データが確認できた大学と並べる。
| 大学名 | 偏差値 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 新潟リハビリテーション大学 | BF | 93% | 約566万円 |
| 北海道千歳リハビリテーション大学 | BF | 95.1% | 約570万円 |
| つくば国際大学(理学療法) | BF〜37.5 | 99.1% | 約700万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はいずれもBF〜37.5で横並び。就職率は北海道千歳リハビリテーション大学が95.1%、つくば国際大学が99.1%と、新潟リハビリテーション大学の93%をやや上回る。ただし、つくば国際大学の99.1%は全学データであり、単純比較には注意が必要だ。
学費に目を向けると、新潟リハビリテーション大学は4年間で約566万円(理学・作業療法)。北海道千歳リハビリテーション大学とほぼ同水準で、つくば国際大学より約130万円安い。リハビリ系の医療大学としては標準的な学費だ。心理学専攻なら4年間約446万円とさらに抑えられる。
「高い学費を払ってBFの大学に行く意味があるのか」と思う人もいるかもしれない。でも理学療法士の国家資格を取得できれば、生涯にわたって医療専門職として働ける。4年間の学費は資格取得のための投資だと考えれば、決して高くはない。
「新潟リハビリテーション大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。新潟リハビリテーション大学も、河合塾偏差値BFという数字が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、新潟県村上市という立地も影響している。都市部の大学と比べて知名度が低く、「聞いたことがない大学=Fラン」という短絡的な判断をされやすい。同じ新潟県内には新潟大学や新潟医療福祉大学など知名度の高い大学があり、比較されることで余計にそう見えてしまう面がある。
ただし、データを見ればわかる通り、新潟リハビリテーション大学の実態は「Fラン」の一言では片づけられない。国家試験合格率100%、大学病院への就職実績、1人あたり100件を超える求人——偏差値という1つの数字だけで、この大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。理学療法士国家試験合格率100%、大学病院への就職実績、1人あたり129件の求人——新潟リハビリテーション大学は、偏差値の数字からは想像できない出口の強さを持っている。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値37以下の大学一覧|就職率・学費データ付き

