偏差値帯:BF(ボーダーフリー)(Tier A)
就職率:96.2%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「函館大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、函館大学の現実をデータで確認していこう。
函館大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。函館大学は商学部のみの単科大学で、河合塾の偏差値はBF(ボーダーフリー)。共通テスト得点率は35%となっている。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 商学部(商学科) | BF |
出典:パスナビ / Kei-Net(2026年度入試予想)
BF(ボーダーフリー)とは、合格率50%になる偏差値帯が算出できなかった場合に表示される。つまり、受験者のほとんどが合格しているということだ。この数字だけ見ると「Fラン」と呼ばれるのは避けられないかもしれない。
ただ、函館大学は1学年約80名、全学で約300名という超小規模の大学だ。偏差値は大規模大学の入試で統計的に意味を持つ指標で、定員が少ない大学ではそもそも数字が出にくい。BFだから価値がない、という単純な話ではない。
次に、入試の倍率も確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 入試方式 | 志願者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 全選抜合計 | 75 | 75 | 1.0倍 |
| 2025年度 | 一般選抜 | 27 | 27 | 1.0倍 |
| 2025年度 | 学校推薦型 | 48 | 48 | 1.0倍 |
| 2024年度 | 全選抜合計 | — | — | 1.0倍 |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
倍率は全入試方式で1.0倍。志願者全員が合格している。「誰でも受かる」と言われても反論できない数字だ。俺の大学も似たようなものだったから、この現実は痛いほどわかる。
でも、ここで大事なのは入口ではなく出口だ。入試の数字がどうであれ、卒業後にどうなるかが全てを決める。就職データを見てみよう。
函館大学の就職実績
偏差値BF、倍率1.0倍。この数字だけ見ると絶望的に感じるかもしれない。でも、就職データを見るとちょっと印象が変わる。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 商学部 | 56 | 53 | 51 | 96.2% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績・旺文社アンケート調査)
就職希望者53名に対して51名が就職。就職率96.2%。全国平均(約97%前後)にはわずかに届かないものの、BFの大学でこの数字は決して悪くない。
函館大学は全学で約300名という超小規模だからこそ、一人ひとりに寄り添ったキャリア支援ができている。キャリアセンターでは学年ごとの面談、SPI対策、学内企業説明会、ハローワークとの連携まで、手厚いサポート体制が整っている。この少人数制の面倒見の良さが就職率に直結している。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 金融・保険 | 日本銀行 / かんぽ生命 |
| 運輸・インフラ | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 流通・小売 | セコマ / モロオ |
| 観光・サービス | 星野リゾート |
| 製造 | 協同薬品工業 |
| 郵便・物流 | 日本郵便 |
| 公務 | 函館市役所 |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
日本銀行、JR東日本、星野リゾート——BFの大学からこの就職先を見て驚く人もいると思う。もちろん全員がこういう企業に入れるわけじゃない。でも、実績として名前が出てくるのは事実だ。
業種別では卸・小売業が27.1%と最多で、情報通信業12.9%、製造業8.6%、公務8.6%と続く。地域別では函館・近郊が30.9%、札幌が14.7%と、地元就職に強いのが函館大学の特徴だ。函館という街で商学を学び、そのまま地元で活躍する——これは一つの確かなキャリアパスだ。
同偏差値帯の大学と比べると?
函館大学だけを見ても相対的な立ち位置がわからない。同じ偏差値帯の北海道の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 函館大学 | BF | 96.2% | 約455万円 |
| 北海商科大学 | BF | 95.8% | 約429万円 |
| 北翔大学 | BF〜35.0 | 99.0% | 約491万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。就職率は北翔大学の99.0%が最も高く、函館大学は96.2%で北海商科大学とほぼ同等。学費は4年間で約455万円と、北海道の私大としては平均的な水準だ。
北翔大学はスポーツ系・教育系の学部を持つため就職率が高く出やすい面がある。函館大学は商学部のみの単科大学で、ビジネス分野に特化した教育を行っている点が特徴だ。同じBF帯でも、大学ごとに強みが違う。偏差値だけで一括りにはできない。
学費の面では、函館大学は4年間約455万円。投資した分を回収できるかどうかは、大学で何を学び、どう動くかにかかっている。就職率96.2%という数字は、大学側のサポートがしっかり機能していることの証拠だ。
「函館大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。函館大学も、偏差値BFという表記が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、函館大学は全学で約300名という超小規模校だ。知名度が低いこと自体が「やばいのでは?」という不安につながりやすい。北海道の私大といえば北海学園大学や北星学園大学の名前が先に挙がるし、函館市内でも公立はこだて未来大学の存在感が大きい。その中で函館大学は、どうしても比較対象にされやすいポジションにある。
でも、データを見ればわかる通り、函館大学の実態は「やばい」とは異なる部分も多い。就職率96.2%、JR東日本や星野リゾートへの就職実績、少人数制のキャリア支援——これは偏差値だけでは測れない価値だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率96.2%。JR東日本・星野リゾート・日本銀行——函館大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値37以下の大学一覧|就職率・学費データ付き

