Fラン大学はどこから?偏差値のボーダーラインをデータで検証

最も厳密な基準:河合塾BF(ボーダーフリー)=偏差値が算出できない大学

一般的な基準:偏差値35〜37以下(当サイトの採用基準)

藤原の一言:「ボーダーがどこかより、そこから何をするかが大事」

更新日:2026年4月 | 出典:パスナビ / Kei-Net / マナビジョン

「自分の大学ってFランなのか?」「Fランのボーダーラインってどこ?」——この疑問、めちゃくちゃわかる。俺も大学時代に何度も検索した。

結論から言うと、「Fラン」の明確な基準は1つに定まっていない。使う人によって意味が違う。だからこそ、3つの基準をデータで整理して、あなた自身で判断できるようにする。

「Fラン」の3つの基準

「Fラン大学」という言葉には、大きく分けて3つの基準が存在する。厳しい順に並べるとこうなる。

基準①:河合塾BF(最も厳密)

河合塾の全統模試で「合格率50%となる偏差値が算出できない」大学・学部をBF(ボーダーフリー)と呼ぶ。受験者のほぼ全員が合格する状態で、統計的に偏差値を出す意味がないレベルだ。

「Fラン」の語源はこのBFの「F」。これが本来の意味でのFラン大学だが、BF判定は学部・学科単位で出るため、同じ大学でもBFの学科とそうでない学科が混在するケースも多い。

基準②:偏差値35以下(一般的な理解)

受験業界やネット上では、BFに加えて偏差値35前後の大学もFランに含めることが多い。河合塾の偏差値は2.5刻みで表示されるため、35.0が事実上の最低ラインになる。当サイトでは偏差値37以下をFラン帯(Tier A)として分類している。

基準③:偏差値40〜50以下(ネットスラング)

SNSや掲示板では「偏差値50以下は全部Fラン」という極端な使い方をする人もいる。この基準だと日本の大学の半数以上がFランになってしまう。これはもはやFランという言葉の意味を失わせる使い方で、まともな基準としては参考にならない。

基準 ボーダーライン 該当範囲 信頼度
①河合塾BF 偏差値算出不能 狭い(数十校) ★★★
②偏差値35以下 偏差値35.0〜BF やや広い ★★☆
③偏差値40〜50以下 偏差値40 or 50以下 広すぎる ★☆☆

※当サイトでは②をベースに偏差値37以下をFラン帯として採用

偏差値帯別の大学数

実際に偏差値帯ごとにどのくらいの大学があるのか。当サイトに掲載している大学をTier別に分類すると、以下の分布になる。

偏差値帯 Tier 代表的な大学
BF〜37 A(Fラン帯) 大阪学院大学 / 桜美林大学 / 帝京平成大学
38〜44 B 東海大学 / 大東文化大学 / 京都産業大学
45〜54 C 日本大学 / 近畿大学 / 駒澤大学
55以上 D 明治大学 / 同志社大学 / 上智大学

出典:当サイト掲載データ(河合塾偏差値ベース)

偏差値37以下のTier Aに分類される大学は相当数ある。ただし、この中には看護大学や芸術大学など、偏差値では測れない専門分野の大学も多く含まれている。偏差値が低い=質が低いとは限らない。

「ギリギリFラン」のラインはどこ?

「自分の大学はギリギリFランなのか、そうじゃないのか」——一番気になるのはここだろう。

偏差値35〜40あたりの大学が、いわゆる「グレーゾーン」だ。河合塾の偏差値では35.0〜37.5がBFとの境界線になることが多い。

ただし、ここで重要なのは偏差値だけでは判断できないということだ。

例えば、倍率が2倍以上ある大学は、偏差値が35.0でも「誰でも入れる」とは言えない。共通テスト利用方式で得点率60%以上を求める大学もある。偏差値の数字だけで「Fラン」と断定するのは、データ的に無理があるケースが多い。

気になる大学があれば、偏差値だけでなく倍率・共テ得点率も含めて個別記事で確認してほしい。

偏差値37以下の大学 全校一覧はこちら

偏差値38〜44の大学 全校一覧はこちら

Fランかどうかより大事なこと

正直に言う。俺は偏差値37の大学に通っていたから、どの基準で見ても「Fラン」に該当する。それは事実だ。

でも、Fランかどうかを調べている時間があったら、就職率や就職先のデータを見たほうがいい。自分の大学の現実を正確に把握して、そこから何をするか考えるほうが、よっぽど建設的だ。

当サイトでは、偏差値帯に関係なく全ての大学で同じデータ項目(偏差値・倍率・就職率・就職先・学費)を出典付きで掲載している。配られたカードを正確に把握することが、ここから戦うための第一歩だ。

偏差値帯 一覧ページ
偏差値37以下(Fラン帯) 一覧を見る
偏差値38〜44 一覧を見る
偏差値45〜54 一覧を見る
偏差値55以上 一覧を見る

まとめ ― 配られたカードで戦うために

Fラン大学のボーダーラインは、河合塾BFが最も厳密で、偏差値35以下が一般的な基準だ。偏差値40〜50以下まで広げるのはネットスラングであって、まともな基準ではない。

ただ、ボーダーがどこかを知ることより、自分の大学の就職率・就職先を知ることのほうが100倍大事だ。

俺みたいなFラン出身でも、今こうして社会人として普通に生きてる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、まずはデータで現実を確認してほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)