東京経済大学はFラン?恥ずかしい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:45.0〜50.0(Tier C)

就職率:95.9%(就職希望者ベース・大学公式)

藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」

更新日:2026年4月 | 出典:東京経済大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「東京経済大学 Fラン」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHや国公立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。

東京経済大学はFラン?偏差値と入試データで検証

まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。東京経済大学は1900年に大倉喜八郎が設立した大倉商業学校を前身とする、120年以上の歴史を持つ社会科学系の総合大学だ。河合塾の偏差値は45.0〜50.0

学部別偏差値

学部 偏差値(河合塾)
コミュニケーション学部(メディア社会学科) 50.0
経済学部 45.0〜47.5
キャリアデザインプログラム 45.0〜47.5
コミュニケーション学部(国際コミュニケーション学科) 45.0
経営学部 45.0
現代法学部 45.0

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

コミュニケーション学部メディア社会学科が最も高く50.0。経済学部も全学統一前期で47.5に達する。全体として45.0〜50.0は日東駒専の下位〜中堅帯に近い水準だ。「Fランか?」と聞かれたら、Fランではないと言い切れる。ボーダーフリー(BF)には程遠い偏差値帯だ。

共通テスト得点率も59%〜70%。決して低い数字じゃない。俺の大学の入試とは比べものにならない難易度がある。

倍率推移

学部 2025年度 2024年度
経済学部 2.4倍 2.5倍
経営学部 2.5倍 2.5倍
コミュニケーション学部 2.6倍 2.6倍
現代法学部 2.2倍 2.1倍
キャリアデザインプログラム 3.3倍 3.1倍

出典:パスナビ / マナビジョン(全選抜合計)

全学部で2倍以上の倍率がある。キャリアデザインプログラムは3倍を超えており、受験すれば受かるレベルではない。2025年度の一般選抜・個別方式で見ると、経済学部は受験者2,011名に対して合格者823名。コミュニケーション学部メディア社会学科は2.9倍。定員割れとは無縁の入試状況だ。

JR国分寺駅から徒歩12分というアクセスの良さも特徴で、東京都心へのアクセスに優れた立地にキャンパスを構えている。

東京経済大学の就職実績

偏差値だけ見ていても意味がない。大事なのは卒業後にどうなれるかだ。就職データを見てみよう。

就職率

学部 卒業者数 就職希望者数 就職者数 就職率
経営学部 562 512 497 97.1%
コミュニケーション学部 244 230 223 97.0%
経済学部 459 436 418 95.9%
現代法学部 246 237 217 91.6%
全体 1,511 1,415 1,355 95.8%

出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)

全体の就職率は95.8%。経営学部97.1%、コミュニケーション学部97.0%と高水準だ。現代法学部の91.6%がやや低く見えるが、これは公務員試験浪人(卒業後も受験を続ける層)が多いことが背景にある。実際、現代法学部の就職者217名のうち37名が公務員に就職しており、公務員比率は17%と全学部中最も高い。

主要就職先

業界 主な就職先
金融 りそな銀行 / 三井住友銀行 / 野村證券 / 大和証券 / 東京海上日動火災保険
建設・不動産 清水建設 / 大成建設 / 住友林業 / 積水ハウス
製造 トヨタ自動車 / キーエンス / 伊藤園 / カゴメ / ロッテ
IT・情報 NTTデータ関連 / クレスコ / 富士ソフト / さくらインターネット
運輸 JR東日本 / 東急電鉄 / ヤマト運輸
公務員 警視庁 / 東京国税局 / 東京地方検察庁 / 埼玉県庁
サービス・小売 ニトリ / 星野リゾート / マイナビ / 三越伊勢丹

出典:東京経済大学公式(2025年3月卒業者実績)

清水建設・大成建設・トヨタ自動車・キーエンス・東京海上日動——名前を見て驚く人もいると思う。大手企業への就職実績がしっかりある。「Fラン」と検索されるような大学で、この就職先リストが出てくるのは事実だ。

特に公務員への就職が全学部を通じて厚い。経済学部から28名、現代法学部から37名、経営学部から14名が公務員になっている。東京経済大学は1年次からキャリア支援に力を入れており、就職先満足度は95.2%(2025年度調査)と高い数字を記録している。

同偏差値帯の大学と比べると?

東京経済大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関東私大と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
東京経済大学 45.0〜50.0 95.8% 約470万円
武蔵野大学 42.5〜50.0 97.2% 約440万円
神奈川大学 40.0〜50.0 97.6% 約450万円

出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)

偏差値帯はほぼ同水準。就職率は3校とも95%以上と高水準だが、東京経済大学の95.8%は武蔵野大学・神奈川大学にわずかに及ばない。ただし、これは現代法学部の公務員試験浪人が数字を下げている面がある。経営学部とコミュニケーション学部は97%台で、他大学と遜色ない。

学費は4年間で約470万円。私大としては標準的な水準だ。清水建設・大成建設・トヨタ自動車といった大手への就職実績を考えれば、投資対効果は決して悪くない。偏差値の数字だけでは見えない価値がある。

「東京経済大学 Fラン」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。

東京経済大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中位以上の偏差値にもかかわらず検索されるのは、「東京」の大学に対する期待値の高さが影響している。東京には早慶・MARCH・日東駒専と有名な大学群がひしめいている。その中で「東京経済大学」という名前を聞いたとき、日東駒専との比較で「どのレベルなのか」が見えにくい。

さらに、「経済大学」という名前の大学は全国に複数あり(大阪経済大学、名古屋経済大学など)、偏差値帯もバラバラだ。名前の類似性が、東京経済大学の実態とは関係のないイメージを引き寄せてしまう構造がある。

また、ネット上の大学序列ランキングでは、日東駒専に入るか入らないかという境界線上で語られることが多い。「日東駒専未満=Fラン」という極端な分類がまかり通っている掲示板もある。東京経済大学は日東駒専と同等〜やや下の偏差値帯にいるため、この雑な分類に巻き込まれやすい。

ただし、データを見ればわかる通り、東京経済大学の実態は「Fラン」というイメージとは全く異なる。偏差値45〜50、倍率2倍以上、清水建設やトヨタ自動車への就職実績——これはFランでは絶対に出てこない数字だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データを見ればわかる通り、東京経済大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。

俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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