偏差値帯:42.5〜50.0(Tier B)
就職率:100%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「岡山県立大学 やばい」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは岡山県立大学の現実をデータで確認していこう。
岡山県立大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。岡山県立大学は岡山県総社市にある公立大学で、保健福祉学部・情報工学部・デザイン学部の3学部構成。河合塾の二次偏差値は42.5〜50.0。国公立大学として共通テスト+二次試験が必要なため、偏差値の数字以上に入試のハードルは高い。
学部別偏差値
| 学部・学科 | 偏差値(河合塾) | 共テ得点率 |
|---|---|---|
| 情報工学部 情報通信工学科 | 42.5〜45.0 | 51〜59% |
| 情報工学部 情報システム工学科 | 45.0〜50.0 | 50〜63% |
| 情報工学部 人間情報工学科 | 42.5〜45.0 | 50〜57% |
| 保健福祉学部 栄養学科 | 47.5 | 59〜71% |
| 保健福祉学部 看護学科 | — | 58〜65% |
| 保健福祉学部 現代福祉学科 | — | 63% |
| 保健福祉学部 子ども学科 | — | 61〜63% |
| デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 | — | 60% |
| デザイン学部 工芸工業デザイン学科 | — | 52% |
| デザイン学部 建築学科 | — | 59% |
出典:Kei-Net(河合塾提供・2026年度入試予想)
国公立大学は私大と違って共通テスト+二次試験の両方を突破する必要がある。共テ得点率は50〜71%で、栄養学科(後期)は71%が求められる。「Fラン」と呼べるような大学ではまったくない。公立大学に受かっている時点で、一定以上の学力は間違いなくある。
「やばい」と検索される理由の一つに、情報工学部の一部学科の偏差値42.5という数字がある。ただしこれは二次試験の偏差値であって、共通テストを含めたトータルの難易度はこの数字だけでは測れない。私大の偏差値42.5とは意味がまるで違う。
倍率推移(過去3年)
| 学部 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 |
|---|---|---|---|
| 保健福祉学部 | 2.5〜4.0倍 | 2.7〜3.1倍 | 2.4〜3.0倍 |
| 情報工学部 | 2.3〜3.2倍 | 2.0〜2.4倍 | 2.3〜3.3倍 |
| デザイン学部 | 2.3〜3.3倍 | 2.1〜3.2倍 | 2.1〜3.3倍 |
出典:パスナビ(2023〜2025年度入試結果)
全学部で倍率は2倍以上を維持している。特に栄養学科は2025年度に4.0倍に達した。国公立大学で2〜4倍の倍率は「普通に落ちる」レベルだ。「誰でも入れる」なんてことは絶対にない。
岡山県立大学の就職実績
偏差値だけで不安になるのはわかる。でも重要なのは卒業後にどうなれるかだ。就職データを確認しよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 保健福祉学部 | 137 | 121 | 121 | 100.0% |
| 情報工学部 | 131 | 83 | 83 | 100.0% |
| デザイン学部 | 88 | 66 | 66 | 100.0% |
| 全体 | 356 | 270 | 270 | 100.0% |
出典:パスナビ(2024年度卒業生実績)
就職希望者270名中270名が就職。就職率全学部100%。一人も取りこぼしがない。全国平均(約97%前後)を大きく上回るどころか、完璧な数字だ。情報工学部は約33%が大学院に進学しており、就職以外のキャリアパスも充実している。
さらに、保健福祉学部の国家試験合格率も見逃せない。看護師100%(41名全員合格)、保健師100%、助産師100%。資格に直結する学部でこの合格率は、教育の質が高い証拠だ。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 保健福祉学部 | 岡山市役所(7名) / 岡山大学病院(6名) / 倉敷成人病センター(6名) / 倉敷中央病院(5名) / 岡山市立市民病院(4名) / 倉敷市役所(4名) |
| 情報工学部 | システムズナカシマ(4名) / メイテック(2名) / 中国銀行 / ナカシマプロペラ / トスコ / ピープルソフトウェア |
| デザイン学部 | アイリスオーヤマ / JR西日本コミュニケーションズ / スズキ / 積水ハウス / 大和ハウス工業 / プランテック |
出典:パスナビ / 岡山県立大学公式(2024年度卒業生実績)
保健福祉学部は岡山大学病院や倉敷中央病院など地域の基幹病院への就職が厚い。岡山市役所への就職者が7名いるのも公立大学らしい強みだ。デザイン学部からは積水ハウスや大和ハウス工業といった大手メーカーへの就職実績があり、情報工学部はIT企業を中心にメイテックなどの技術系大手にも人材を送り込んでいる。
同偏差値帯の大学と比べると?
岡山県立大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ中国地方の公立大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 岡山県立大学 | 42.5〜50.0 | 100% | 約243万円 |
| 公立鳥取環境大学 | 42.5〜45.0 | 97.7% | 約243万円 |
| 下関市立大学 | 45.0〜47.5 | 98.6% | 約243万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ / Kei-Net(2024年度実績)
学費は3校とも約243万円。公立大学は国が定める標準額に準拠しているため、基本的に横並びだ。私大の4年間約400〜450万円と比べると半額近いコスパの良さがある。そしてこの中で岡山県立大学の就職率100%は頭一つ抜けている。
保健福祉学部・情報工学部・デザイン学部という3学部の組み合わせは他の公立大学にはあまり見られない構成だ。特にデザイン学部を持つ公立大学は全国的にも珍しく、学費を抑えながら専門性を身につけられる環境は大きなメリットだ。
「岡山県立大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人も多いと思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
岡山県立大学が「やばい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば岡山大学があり、下を見ればFランと呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造がある。
特に情報工学部の偏差値42.5という数字だけが切り取られて、「県立大学なのにこの偏差値は大丈夫なのか」という不安につながりやすい。だが実際は、共通テスト+二次試験を突破する必要がある国公立大学であり、私大の偏差値とは単純比較できない。
さらに、「岡山県立大学」という名称のインパクトも関係している。「岡山大学」と比べると知名度が低く、県外の人には存在自体を知られていないケースもある。大学名を言ったときに「どこそれ?」と聞き返される経験は、不安を増幅させやすい。
ただし、データを見ればわかる通り、岡山県立大学の実態は「やばい」とは程遠い。就職率100%、国家試験合格率100%、基幹病院や大手メーカーへの就職実績——これらは「やばい」では片づけられない成果だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や国家試験合格率を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。就職率100%。国家試験合格率100%。岡山大学病院・倉敷中央病院・積水ハウス・大和ハウス工業——岡山県立大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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