偏差値帯:BF〜47.5(Tier A)
就職率:96.5%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「桜美林大学 誰でも入れる」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、桜美林大学の現実をデータで確認していこう。
桜美林大学はFラン?誰でも入れる?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。桜美林大学は「学群制」を採用しており、河合塾の偏差値はBF〜47.5。学群によってかなり幅がある。
学群別偏差値
| 学群 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| リベラルアーツ学群 | 35.0〜37.5 |
| グローバル・コミュニケーション学群 | 35.0 |
| ビジネスマネジメント学群 | 35.0〜37.5 |
| 健康福祉学群 | 35.0〜42.5 |
| 芸術文化学群 | 35.0〜37.5 |
| 教育探究科学群 | BF〜35.0 |
| 航空学群 | 35.0〜47.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
教育探究科学群にはBF(ボーダーフリー)の方式もある一方、航空学群のフライト・オペレーション専攻は47.5まで跳ね上がる。学群によって偏差値の開きがかなり大きい大学だ。「Fランか?」と聞かれても、学群によるとしか言えない。一括りにはできない。
ちなみに桜美林大学は7学群を擁する総合大学で、町田市を中心に複数キャンパスを展開している。航空学群のパイロット養成課程は国内私大でも数少ないプログラムで、偏差値だけでは見えない特色がある。偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。これは覚えておいてほしい。
「誰でも入れる」という声についても、入試データで確認しておこう。
学群別倍率
| 学群 | 倍率(2025年度・全選抜) |
|---|---|
| ビジネスマネジメント学群 | 3.8倍 |
| 健康福祉学群 | 2.6倍 |
| 芸術文化学群 | 2.3倍 |
| 航空学群 | 2.2倍 |
| リベラルアーツ学群 | 1.7倍 |
| グローバル・コミュニケーション学群 | 1.3倍 |
| 教育探究科学群 | 1.1倍 |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
ビジネスマネジメント学群は3.8倍、一般選抜に限れば4.8倍。これは「誰でも入れる」とはとても言えない水準だ。一方で教育探究科学群は1.1倍と、ほぼ全入に近い数字も確かにある。ただし、倍率が低い=価値がないではない。定員割れの学群があっても、就職支援の質や卒業後の進路に差が出る。桜美林大学がどちら側にいるかは、次の就職データを見れば一目瞭然だ。
桜美林大学に入ったら人生終わり?就職実績を確認
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも「人生終わり」かどうかは、卒業後にどうなれるかで決まる。就職データを見てみよう。
学群別就職率
| 学群 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 健康福祉学群 | 250 | 220 | 216 | 98.2% |
| ビジネスマネジメント学群 | 463 | 386 | 377 | 97.7% |
| リベラルアーツ学群 | 823 | 692 | 670 | 96.8% |
| グローバル・コミュニケーション学群 | 156 | 134 | 129 | 96.3% |
| 芸術文化学群 | 328 | 227 | 214 | 94.3% |
| 航空・マネジメント学群 | 110 | 105 | 96 | 91.4% |
| 全体 | 2,130 | 1,764 | 1,702 | 96.5% |
出典:パスナビ(2024年度卒業生実績)
就職希望者1,764名のうち1,702名が就職。就職率96.5%。健康福祉学群は98.2%、ビジネスマネジメント学群は97.7%と高水準だ。全国平均(約97%前後)と比べても遜色ない。「人生終わり」という検索が出てくる大学の実態としては、十分な数字だ。
主要就職先
| 学群 | 主な就職先 |
|---|---|
| ビジネスマネジメント | 住友不動産販売 / スズキ / 関西電力 / JALスカイ / ANAエアポートサービス / 岡三証券 / カインズ |
| 航空 | ANAウイングス / 日本空港ビルデング / ジャムコ / 日本電気航空宇宙システム |
| リベラルアーツ | アシックスジャパン / 朝日信用金庫 / アイングループ / IMSグループ |
| グローバル | スターツコーポレーション / テルモ / イオンリテール |
| 芸術文化 | 東急リバブル / 明治安田生命保険 / リゾートトラスト |
| 健康福祉 | FJネクストホールディングス / ケンコーマヨネーズ |
出典:パスナビ(2024年度卒業生実績)
JALスカイ・ANAエアポートサービス・ANAウイングス——航空業界への就職実績が際立つ。これは航空学群を持つ桜美林大学ならではの強みだ。他の同偏差値帯の大学にはない明確なアドバンテージになっている。
それ以外にも住友不動産販売、関西電力、スズキ、テルモなど上場企業への就職実績がしっかりある。もちろん全員がこういう企業に入れるわけじゃない。でも「人生終わり」と検索されるような大学で、この就職先リストが出てくるのは事実だ。
同偏差値帯の大学と比べると?
桜美林大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関東の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 桜美林大学 | BF〜47.5 | 96.5% | 約540万円 |
| 関東学院大学 | 35.0〜40.0 | 96.3% | 約490万円 |
| 東京国際大学 | BF〜37.5 | 99.3% | 約505万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。就職率は3校とも96%以上と高水準で、東京国際大学の99.3%が目を引く。桜美林大学の96.5%は平均的だが、航空業界への就職パイプという他校にはない独自の強みがある。
学費は4年間で約540万円。関東学院大学(約490万円)や東京国際大学(約505万円)と比べるとやや高めではある。ただし7学群を擁する総合大学としての環境と、航空学群のような特色あるプログラムを考えれば、単純に高いとは言い切れない。大事なのは入口の偏差値じゃなく、出口の就職実績だ。
「桜美林大学 誰でも入れる」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「誰でも入れる」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。桜美林大学も、教育探究科学群のBFやグローバル・コミュニケーション学群の35.0という数字が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、同じ多摩地域には中央大学や法政大学といったMARCH勢がキャンパスを構えている。「町田の大学」と聞いたときに比較対象にされやすく、その中で「誰でも入れる」と検索されてしまう心理は理解できる。
ただし、データを見ればわかる通り、ビジネスマネジメント学群の一般選抜倍率は4.8倍。航空学群のパイロット養成課程は47.5もの偏差値が求められる。これは「誰でも入れる」では片づけられない実態だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率96.5%。JALスカイ・ANAウイングス・住友不動産販売——桜美林大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値37以下の大学一覧|就職率・学費データ付き

