偏差値帯:47.5〜65.0(Tier D)
就職率:98.5%(学部卒・大学公式)
藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」
「名古屋市立大学 恥ずかしい」と検索してここに来たのか。早慶や旧帝と比べて「もう少し上に行きたかった」という気持ちがあるんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、名古屋市立大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。
名古屋市立大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。名古屋市立大学は名古屋市が設置する公立の総合大学で、医学部・薬学部を含む7学部を擁する。河合塾の偏差値は47.5〜65.0。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 医学部(医学科) | 65.0 |
| 薬学部 | 60.0〜62.5 |
| 経済学部 | 57.5〜65.0 |
| データサイエンス学部 | 57.5 |
| 人文社会学部 | 57.5 |
| 芸術工学部 | 55.0 |
| 総合生命理学部 | 55.0 |
| 医学部(看護学科) | 47.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
医学部医学科65.0、薬学部60.0〜62.5、経済学部57.5〜65.0。看護学科の47.5を除けば、主要学部はすべて55.0以上。俺の偏差値37の大学とは正直もう別世界だ。
共通テスト得点率は62%〜84%。特に医学部医学科は80%台が求められる。国公立だから受験機会は基本1回しかない中でこの水準。受かった時点で十分に実力がある。
| 年度 | 倍率(一般選抜) |
|---|---|
| 2025年度 | 2.3〜6.8倍 |
| 2024年度 | 1.9〜6.4倍 |
出典:パスナビ / Kei-Net
薬学部は6倍台の高倍率を維持しており、データサイエンス学部も2025年度は5.1倍に上昇した。全学の志願者4,784名に対し合格者931名。国公立大学としてしっかり選抜機能が働いている。
名古屋市立大学の就職実績
就職データも確認しておこう。ただ、Tier Dの大学のデータは良いに決まっている。だから長々と証明はしない。事実だけ並べる。
就職率
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 学部卒の就職率 | 98.5% |
| 大学院進学率 | 約30%(理系・医系中心) |
出典:名古屋市立大学公式(令和6年度実績)
全国平均(約97%前後)を上回る数字。理系学部は大学院進学率が高いため就職者数の母数は小さく見えるが、就職希望者に対する内定率は高水準を維持している。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 経済学部 | 名古屋市役所11名 / 東海財務局 / 中部電力パワーグリッド / 東海旅客鉄道 / デンソー |
| 人文社会学部 | 名古屋市役所 / トヨタ自動車 / 名古屋鉄道 / 日本航空 / システムリサーチ |
| 薬学部 | 日本調剤 / 名古屋市立大学病院 / 中外製薬 / 第一三共 / 武田薬品 |
| 芸術工学部 | コーエーテクモHD / 本田技研工業 / 任天堂 / シャープ / 大和ハウス工業 |
| 総合生命理学部 | オービック / デンソー / シミックヘルスケア・インスティテュート |
| 医学部(看護) | 名古屋市立大学病院48名 / 名古屋市役所 |
出典:パスナビ / 名古屋市立大学公式(2024年3月卒業者実績)
名古屋市役所が複数学部で最大の就職先。これは名古屋市立大学の最大の特徴だ。経済学部からは11名が名古屋市役所に就職しており、自治体の中枢に毎年まとまった人材を送り込んでいる。
民間を見ても、トヨタ自動車、デンソー、JR東海、日本航空——東海圏を代表する企業がずらりと並ぶ。薬学部は中外製薬・第一三共・武田薬品と製薬大手への実績が厚い。芸術工学部からは任天堂やコーエーテクモHDと、クリエイティブ業界への就職も目立つ。
同偏差値帯の大学と比べると?
同じ東海・中部圏の国公立大学と並べてみる。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 名古屋市立大学 | 47.5〜65.0 | 98.5% | 約250万円 |
| 岐阜大学 | 47.5〜65.0 | 約98% | 約243万円 |
| 静岡大学 | 47.5〜57.5 | 約97% | 約243万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値・就職率・学費。どこを切っても岐阜大・静岡大と完全に同格以上。名古屋市立大学は公立のため入学金が市内外で異なる(市内232,000円・市外332,000円)が、4年間の学費は約250万円。私立大学の4年間約450万円と比べれば、コスパは圧倒的に上だ。
さらに名古屋市立大学には医学部・薬学部がある。医薬系学部を持つ公立大学は全国でも限られており、これは岐阜大・静岡大にはない独自の強みだ。
「名古屋市立大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「恥ずかしい」と検索される理由がわからないと感じた人も多いはず。実は、この検索の背景には大学固有の事情がある。
最大の原因は名古屋大学の存在だ。同じ「名古屋」を冠する大学として、旧帝大である名古屋大学と常に比較される構造がある。「名古屋の大学」と聞いたとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは名古屋大学。名古屋市立大学は略称「名市大」で親しまれているが、東海地方以外ではこの略称すらほとんど通じない。
もう一つは、公立大学全体の知名度の壁だ。国立大学や有名私大と比べて、公立大学は全国的な認知度がどうしても低い。「市立大学」という名前だけで、地方の小さな大学だと誤解されることもある。実際には医学部・薬学部を含む7学部を持つ総合大学であり、偏差値帯もMARCH中位と同水準なのだが、そのイメージが全国には浸透していない。
さらに、東海圏には南山大学・名城大学・中京大学といった知名度の高い私大も多い。全国規模のスポーツや広告でメディア露出が多い私大に比べ、名古屋市立大学は堅実だが地味な印象を持たれやすい。この「実力と知名度のギャップ」が、「恥ずかしい」という検索の温床になっている。
俺から見ると、「恥ずかしい」と検索される理由は大学の質ではなく、知名度の問題に過ぎない。医学部医学科65.0、薬学部60.0超、就職率98.5%——中身は全く恥ずかしくない大学だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データが証明してる通り、名古屋市立大学は偏差値・就職率・学費のコスパ、どこを切っても不安に思う要素がない。名古屋市役所への就職パイプ、医薬系学部の強み、学費の安さ——この大学にしかない強みがいくつもある。
「恥ずかしい」と検索される原因は、大学の質ではなく名古屋大学との比較や公立大学の知名度の壁。中身は全く別物だ。
俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値55以上の大学一覧|就職率・学費データ付き

