偏差値帯:40.0〜42.5(Tier B)
国試合格率:83.8%(第118回・新卒)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「城西歯科大学 やばい」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
ちなみに、城西歯科大学は1988年に「明海大学」へ改称されている。現在は歯学部を含む6学部8学科を持つ総合大学だ。この記事では、明海大学歯学部(旧城西歯科大学)の最新データで検証していく。
悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは城西歯科大学の現実をデータで確認していこう。
城西歯科大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。城西歯科大学から改称した明海大学は、現在6学部を擁する総合大学に成長している。もともとの歯学部は、河合塾の偏差値で40.0〜42.5だ。他の学部も含めた全体像を見てみよう。
学部別偏差値(明海大学)
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 歯学部 | 40.0〜42.5 |
| 保健医療学部 | 37.5 |
| 経済学部 | 35.0〜37.5 |
| 不動産学部 | 35.0〜37.5 |
| 外国語学部 | 35.0 |
| ホスピタリティ・ツーリズム学部 | 35.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
城西歯科大学の流れを汲む歯学部は、明海大学の中で最も偏差値が高い学部だ。偏差値40〜42.5は私立歯学部の中では中堅帯に位置する。BF(ボーダーフリー)の歯学部もある中で、しっかり選抜が機能している水準と言える。私立歯学部17校の中で見ると、上位グループとの間には差があるが、下位グループとは明確に一線を画している。
入試の実態も確認しておこう。
歯学部 入試倍率(2025年度)
| 入試方式 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 全選抜合計 | 467 | 211 | 2.1倍 |
| 一般選抜合計 | 403 | 167 | 2.3倍 |
| 総合型選抜 | 62 | 42 | 1.5倍 |
| 共通テスト利用 | 151 | 23 | 6.6倍 |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
全選抜合計で2.1倍、一般選抜で2.3倍。467名の志願者に対して合格は211名。半分以上が不合格になる計算だ。共通テスト利用は6.6倍と高倍率で、国公立との併願層が受験していることがわかる。
一般選抜の中でもA日程は1.2倍、B日程は14.0倍と、日程によって難易度がまるで違う。受験戦略次第で合否が変わる世界でもある。「やばい」と検索されるような大学で、この競争率が出ているのは見逃せない事実だ。
城西歯科大学の就職実績
歯学部の場合、一般の大学とは「就職」の概念が少し違う。卒業後は歯科医師国家試験を受け、合格すれば臨床研修医として働く流れになる。つまり、国家試験の合格率が実質的な「就職率」だ。
歯学部 卒業者進路・国試合格率
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 卒業者数(2024年度) | 80名 |
| 臨床研修医 | 64名 |
| 大学院進学 | 3名 |
| 国試合格率(第118回・新卒) | 83.8% |
出典:明海大学公式(2024年度卒業生実績)/ 厚生労働省(第118回歯科医師国家試験結果)
第118回歯科医師国家試験の新卒合格率は83.8%。歯科医師国家試験の全体合格率が70%前後であることを考えると、全国平均を大きく上回る水準だ。明海大学は公式サイトで「5年にわたり私立大学平均を超える合格実績」と謳っている。歯科医師になるという出口の実績は、しっかりしている。
歯学部は6年間で基礎歯学から臨床実習まで体系的に学ぶ。明海大学歯学部のキャンパスは埼玉県坂戸市にあり、附属病院が同じ敷地内に併設されているため、実習環境は整っている。
主要研修先・就職先
| 主要研修先・就職先 |
|---|
| 明海大学歯学部付属明海大学病院 / 明海大学PDI埼玉歯科診療所 / 明海大学PDI東京歯科診療所 / 明海大学PDI浦安歯科診療所 / その他全国の臨床研修施設 |
出典:明海大学公式
歯学部の卒業後は、大学附属病院や関連診療所での臨床研修がメイン。明海大学は埼玉・東京・浦安に自前の診療所を複数持っているのが特徴で、卒業後の受け皿が学内に整っている。臨床研修を終えれば、勤務医として病院に就職するか、将来的に開業する道も開ける。歯科医師という国家資格を武器にできる以上、キャリアの選択肢は決して狭くない。
同偏差値帯の大学と比べると?
私立歯学部は全国に17校あるが、偏差値帯はBFから55超まで幅広い。明海大学歯学部の偏差値40前後と近い歯学部と比較してみよう。なお、歯学部は6年制のため、学費は6年間の総額で比較する。歯学部は同偏差値帯の比較校が少ないため、最も近い鶴見大学歯学部との比較を示す。
| 大学名 | 偏差値 | 国試合格率(第119回) | 学費(6年概算) |
|---|---|---|---|
| 明海大学歯学部 | 40.0〜42.5 | 68.3% | 約1,793万円 |
| 鶴見大学歯学部 | 37.5 | 47.1% | 約2,600万円 |
出典:パスナビ / 厚生労働省 第119回歯科医師国家試験結果 / 各大学公式
明海大学歯学部の6年間の学費は約1,793万円。私立歯学部の平均(約2,643万円)を大きく下回る水準で、私立歯学部の中でも最安クラスだ。2024年度入学生からは入学初年度の授業料を半額に減額する措置も導入されている。歯学部は学費が高いイメージが強いが、明海大学に関しては例外的に抑えられている。
国試合格率は第119回(全体)で68.3%と、鶴見大学の47.1%を大きく上回る。なお、新卒に限れば第118回で83.8%とさらに高い。偏差値でも学費でも国試合格率でも、明海大学は同帯の歯学部の中でバランスの取れたポジションにある。「やばい」と検索される大学の実態としては、かなり堅実な数字だ。
「城西歯科大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいるんじゃないかと思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
城西歯科大学が「やばい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば東京歯科大学や日本大学歯学部があり、下を見ればBFの歯学部がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造だ。
さらに、城西歯科大学特有の事情もある。1988年に「明海大学」へ改称されたにもかかわらず、旧名称の「城西歯科大学」で検索する人がいまだにいること自体が、名称変更から約40年経った今でもブランド認知が分散していることを示している。また、「城西」の名前から城西大学(別法人)と混同されるケースもあり、城西大学に対するイメージが城西歯科大学にも重なってしまっている可能性がある。
加えて、歯科医師過剰問題がメディアで取り上げられる中で、歯学部全体に対する漠然とした不安感が「城西歯科大学 やばい」という検索につながっている面もあるだろう。ただし、データを見ればわかる通り、明海大学歯学部の実態は「やばい」とは言えない水準にある。国試合格率83.8%、学費は私立歯学部で最安クラス。検索イメージと実態の間には、かなりのギャップがある。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも国試合格率や学費を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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