偏差値帯:37.5〜45.0(Tier B)
就職率:97.3%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「群馬パース大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは群馬パース大学の現実をデータで確認していこう。
群馬パース大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。群馬パース大学は看護・リハビリ・医療技術の3学部7学科を持つ医療系大学で、河合塾の偏差値帯は37.5〜45.0。学科によって差がある。
学部別偏差値
| 学部・学科 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 医療技術学部 放射線学科 | 45.0 |
| 看護学部 看護学科 | 40.0 |
| 医療技術学部 検査技術学科 | 40.0 |
| リハビリテーション学部 理学療法学科 | 40.0 |
| リハビリテーション学部 作業療法学科 | 37.5 |
| リハビリテーション学部 言語聴覚学科 | 37.5 |
| 医療技術学部 臨床工学科 | 37.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
放射線学科が45.0と最も高く、作業療法・言語聴覚・臨床工学が37.5。「Fランか?」と聞かれたら、BF(ボーダーフリー)ではないので定義上はFランではない。ただ、37.5の学科があることで一括りに「Fラン」と言われやすい構造がある。
医療系大学の場合、偏差値の見方は一般の文系大学とは少し違う。国家資格の取得が前提のカリキュラムになっているため、入口の偏差値より出口の国家試験合格率と就職率で評価されるべきだ。この点は後で確認する。
倍率推移
| 学部 | 2025年度 | 2024年度 |
|---|---|---|
| 看護学部 | 1.6倍 | 1.7倍 |
| リハビリテーション学部 | 2.5倍 | 2.1倍 |
| 医療技術学部 | 2.4倍 | 2.5倍 |
出典:パスナビ(全選抜合計)
看護学部は1.6〜1.7倍とやや低めだが、リハビリテーション学部と医療技術学部は2倍台を維持している。特に一般前期だけで見ると、理学療法学科3.7倍、放射線学科4.8倍、言語聴覚学科に至っては11.8倍(2025年度)と非常に高い。「誰でも受かる」とは言い切れない数字だ。
群馬パース大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも医療系大学の真価は就職データに表れる。群馬パース大学の卒業後の進路を確認してみよう。
学部別就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 看護学部 | 88 | 84 | 84 | 100.0% |
| リハビリテーション学部 | 124 | 117 | 115 | 98.3% |
| 医療技術学部 | 189 | 174 | 166 | 95.4% |
| 全体 | 401 | 375 | 365 | 97.3% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
看護学部は就職率100%。リハビリテーション学部も98.3%と高水準。全体で97.3%は全国平均と同等以上の数字だ。医療系大学の強みは、国家資格を取得すれば専門職として就職できる明確なキャリアパスがあること。偏差値がいくつであろうと、資格を取って現場で働けるなら、それが全てだ。
主要就職先
| 分類 | 主な就職先 |
|---|---|
| 総合病院 | 行田総合病院 / 熊谷総合病院 / 佐野市民病院 / 西東京中央総合病院 / 新百合ヶ丘総合病院 |
| 大学病院 | 群馬大学医学部附属病院 |
| 赤十字病院 | さいたま赤十字病院 / 前橋赤十字病院 / 那須赤十字病院 / 足利赤十字病院 |
| 公的病院 | 群馬県済生会前橋病院 / 高崎総合医療センター / 伊勢崎市民病院 |
| リハビリ・その他 | リハビリテーション花の舎病院 / イムス太田中央総合病院 / 群馬パース病院 |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
群馬大学医学部附属病院、さいたま赤十字病院、前橋赤十字病院——地域の基幹病院への就職実績がしっかりある。赤十字病院や大学病院に毎年複数名を送り込んでいるのは、医療系大学としての教育の質を証明している。
群馬パース大学は3学部7学科で看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床検査技師・診療放射線技師・臨床工学技士の7つの国家資格を目指せる。医療現場で求められる「チーム医療」を在学中から学べる環境があり、卒業後もグループ会社が無料で再就職をサポートする体制まで整っている。
同偏差値帯の大学と比べると?
群馬パース大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ群馬県内で、同偏差値帯の医療・福祉系大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 群馬パース大学 | 37.5〜45.0 | 97.3% | 約645万円 |
| 高崎健康福祉大学 | 35.0〜42.5 | 100% | 約650万円 |
| 群馬医療福祉大学 | 35.0〜45.0 | 100% | 約630万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績・医療系学部ベース)
偏差値帯はほぼ同水準。3校とも群馬県内の医療・福祉系大学で、就職率はいずれも97%以上と高い。学費は4年間で約630〜650万円の範囲に収まっており、医療系私大としては標準的な水準だ。
群馬パース大学の特徴は、3学部7学科で7つの医療国家資格を目指せる専門性の広さにある。放射線学科の偏差値45.0は3校の中で最も高く、入試難易度でも一定の評価を得ている。「Fラン」と検索されるような大学の学費として高いと感じるかもしれないが、国家資格の取得と専門職への就職を考えれば、投資対効果は悪くない。
「群馬パース大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
群馬パース大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば日東駒専や中堅国公立があり、下を見ればBFと呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造がある。
さらに、「パース」という名前の馴染みのなさも影響している。群馬パース大学の「PAZ」はスペイン語で「平和」を意味するが、一般的には聞き慣れない名前だ。知名度が低い大学は、それだけで「聞いたことない=Fラン」とレッテルを貼られやすい。
また、医療系大学の偏差値を一般大学と同じ尺度で比較してしまう問題もある。医療系大学は国家試験に向けたカリキュラムが厳しく、入学後の学びの密度が高い。偏差値37.5の学科であっても、国家試験に合格し、赤十字病院や大学病院で働いている卒業生がいる。これは偏差値だけでは測れない価値だ。
ただし、データを見ればわかる通り、群馬パース大学の実態は「Fラン」というイメージとは異なる部分も多い。就職率97.3%、地域の基幹病院への就職実績——これは偏差値の数字だけでは見えない現実だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や就職先を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。国家資格を取って、赤十字病院や大学病院で働いている先輩がいる。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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